国内で日本人スタッフによる徹底した品質管理を実現しております。
NPO法人遺伝子情報解析センターのテーマ
1.DNA鑑定のための検体採取キットの開発
現在、DNA鑑定に用いられている非侵襲的DNA採取サンプルとして“綿棒による口腔内擦過細胞”が用いられていますが、“口腔内細胞がうまく採取できていない”あるいは“細胞は採取できたが保存状態が悪い”等の理由で、DNA鑑定に必要な高純度DNAが十分量抽出できないことがあります。
そこで、唾液中に存在する白血球をターゲットとして、唾液を検体とした高純度DNAの保持・抽出・精製を可能とする検体採取キットの開発を行っています。
2.DNA鑑定による体質診断法の開発
これまで報告のある肥満関連遺伝子・糖尿病関連遺伝子・骨粗鬆症関連遺伝子の塩基配列を精査し、各疾患に特異的な遺伝子多型を新たに特定。
その遺伝子多型を利用した体質診断法(疾患感受性の有無)の開発を行っています。
同様に、 素質や適性といったものとDNA多型との関連性についても、調査・研究を進めております。
3.社会に貢献できるDNA情報及びその活用方法の研究開発
DNA情報というのは研究者の間では、もうすでに常識的レベルであるものが無数に存在しています。しかしながら社会に役立つものであっても一般人にとっては縁遠いものと感じているのが現状です。
例えばDNAといえば医療関連であるとか、あるいは刑事事件関連でしか調べられないものというふうに理解している方も少なくありません。
しかし、DNA情報を身近な生活に利用できたらどんなに明るく健康的な社会になるかということを皆さんに実感していただきたいと思い活動して行きたいと起業いたしました。
また、某国立大学研究院の工学博士のお話では、もう数年後には病院で血液検査を行っているのと同様に、DNA解析も行うようになるとおっしゃっていました。
現に大学に於いてDNA研究や検査鑑定を行える技師を育成する学部も増加の動きがあり、社会の必要性は年々高まる状況です。
そのような時代に沿った流れの中で、弊社がプロとしてのテクニシャン養成と、更には雇用拡大という社会的役割を担っていきたいと考えております。