DNA鑑定

初めての方へ

あなたはこのようなことでお困りではないですか?

  • 自分の子ではないかもしれないと悩んでいる。
  • 夫の子ではなく結婚前に関係を持った人の子かもしれない。
  • 夫が自分の子ではないと疑っているので証明したい。
  • 遺産相続の為、親子関係を明確にしておきたい。
  • 関係を持った女性に子どもが出来たので養育費と言われている。
  • 日本入国に際し家族である証明のDNA法的鑑定書が欲しい。

など、上記のような悩みの場合にDNA鑑定が有効となります。
確かに昔からDNAは注目されてきました。
しかしパソコンの性能が今ほどでなかった昔はその信頼性もさほど高くなく、限界がありました。
ところがパソコンの性能が飛躍的に進歩した今日、その進歩とともにDNA鑑定結果も非常に進歩し、今では数兆分の1という確率のレベルに達したともいわれています。
DNAを調べることは現在何よりも有効な手段といえるでしょう。

DNAって?

DNAは私たち人間はもちろん、細菌、植物や動物などの生物、一部のウィルスが持っているものです。

このDNA上には生体構築やタンパク合成のための情報が並んでいます。そしてこの情報は親から子へと遺伝していくのです。

DNAとはデオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)の略です。デオキシとは酸素原子が減少したことを意味します。

DNAはデオキシリボース(五炭糖)とリン酸と塩基から成り、塩基は
アデニン(A)
チミン(T)
グアニン(G)
シトシン(C)
の四種類からなります。

この構成単位をヌクレオチドといいます。ヌクレオチドは二本の鎖となり、水素結合で結合して存在します。A-T、G-Cと結合する組み合わせ(塩基対)は決まっており、二重らせん構造を形成しています。

DNAは細胞核内にあるので、細胞採取すればDNAが採取できたことになります。

口腔内は常に唾液で保護されているため、口腔内の細胞が痛みもなく容易にDNA採取可能です。

わざわざ採血する必要もありません。採血した血液中のDNAも、口腔内のDNAも同一だからです。

DNA鑑定ってなに?

DNA鑑定は以下のような場合に利用いただけます。

  • 本当に親子かどうか確かめたい
  • 本当に兄弟・姉妹かどうか確かめたい
  • 上記以外にも、祖父母・孫の確認
  • 合理的なダイエットを行うための体質判定
  • スポーツ及びポジション等の資質・適性判定
  • 結婚などにおける性格・相性診断
  • 離婚、養育費、遺言書、遺産相続のため
  • 国籍、ビザの関係のため
  • 刑事事件などでの捜査のため、また容疑を晴らし無罪を勝ちとるため
  • 災害などでの行方不明者と、発見された身元不明者の情報一致確認。
我々は非常に信頼性の高い検査試薬を使用し、正確な検査結果を提供いたします。

親子鑑定ってなに?

DNAは人間の体のあらゆる細胞に存在し、子孫へ遺伝情報が受け継がれていきます。

親子であれば半分は母親から、残り半分は父親から遺伝情報が継がれるはずです。

たとえば母親が本当の母親だとします。そうすると子供のDNAの半分の情報は母親のDNAの情報と一致するはずです。

そして父親が本当の父親であれば、子供のDNAの残り半分の情報が父親のDNAの情報と一致することでしょう。しかし本当の父親でなければ、この情報が一致しません。

このような確認をするための検査が親子鑑定です。
従来確認で行われていた血液型による判定では偶然血液型が一致することも少なくありませんでした。

両親の血液型によってはどの血液型の子供ができてもおかしくないこともあります。

しかしDNA鑑定ではDNAの型を調べることで血液型のような曖昧さはなくなります。

まれに突然変異部位が存在しますが、複数個所の検索で限りなく正確に確認することができます。

少なくとも99%以上の確率で肯定することができます。親子でない場合は100%否定することができます。

NPO法人遺伝子情報解析センターとは

国内の自社ラボで日本人スタッフによる徹底した品質管理を行い、ご依頼主様のニーズに応える第一歩として高精度でありながら低価格なDNA鑑定サービスを実現しております。

(1)自社ラボで責任ある検査管理
(2)採取方法から鑑定説明まで全てを日本語でおこないます。
(3)基本的な郵送料は当団体が負担
(4)徹底した個人情報管理

鑑定結果も自社で何通りかの手法を用い、どの結果をとっても間違いないことを確認しております。安心してお任せください。
また、特殊なケースの対応、価格も可能な限りお客様のご要望にお応えしていきます。
お気軽にご相談ください。

採取の仕方は?

通常、滅菌された綿棒道具で口腔内の粘膜から採取します。

口腔内を柔らかくて吸水性のある綿棒で頬の内側をこするようにして採取します。

安全で痛みが全くないので赤ん坊から可能な採取法です。

よく採血をするのではないかと思われますが、採血した血液中のDNAも、口腔内のDNAも同一のため、痛みのない口腔内採取が一般的です。

特殊なサンプルとしては爪切りで切った爪、タバコを吸った後の吸い殻、へその緒、毛根付毛髪、電気髭剃りで剃った髭カス、鼻水をかんだティッシュ、血液や精液などの体液類、ふけ、遺体、骨(火葬していない)その他様々なものがあります。

これらは採取の仕方が異なるため、また保存状態も悪いとDNA鑑定できない場合もあります。

特殊検体の種類と難易度

口腔内粘膜採取キット検体採取キット(医療用綿棒)による採取が最もお勧めの方法です。

申込み頂いた大多数の方で鑑定が成功しています。

ごく少数の方では、マニュアル通りの採取ができなかった、検体発送が遅く研究所到着前にDNAが分解したなどの理由により、鑑定がうまくできないこともございました。

このような場合でも、多くの方は再採取を行うことで鑑定が成功しました。

【採取した検体の発送・保存方法】
  • 検体採取キット、特殊検体ともに、採取したものは出来る限り速やかに研究所まで発送ください。
  • 検体採取キットのみの方は、キットに書かれた日付(約2年間)以内でしたらお客様のタイミングで採取可能です。ただし、採取しましたら速やかに発送ください。
  • 特殊検体のみの方で直接研究所に検体をお送りする場合、対象者別に密閉可能なビニール袋(ジップロックなど)に入れ、誰が何を採取したか([親子鑑定例]父:髪の毛、子:爪、[同一人鑑定例]男性:鼻水がついたティッシュ等)をご記入いただき、速やかに研究所まで発送ください。
  • 検体採取キットと特殊検体両方でのお申込みの場合も同様で、採取出来次第、できる限り速やかに発送ください。
  • まとめて検体の採取が出来ない場合、採取したものから順に研究所まで発送していただいてもかまいません。順次解析いたします。
  • 特殊検体ですぐに発送ができない場合は、冷蔵庫での保存をお願いいたします。発送の際は必ずクール便でお願いいたします。

難易度一覧表

難易度検体種類
易しい検体採取キット(医療用綿棒)
普通爪、ナプキン
やや難しい体液付着下着、コンドーム、へその緒、ひげ(電気カミソリ使用)
難しいたばこの吸殻、毛根付き体毛、、血痕、歯、鼻水付着ティッシュ
かなり難しい歯ブラシ、衣類、ガム、おしゃぶり、スプーン
ほぼ鑑定不能おむつ、ストロー、ぬいぐるみ、毛根なし体毛、骨、便、尿

【爪】

最低片手分(指 5 本)ご用意ください。なるべく新しい爪が良く、特に長いものを用意する必要はございません。爪は手でも足でもかまいません。
爪切りに他人の爪が混ざっていると鑑定不能となりますので、新品または隅々まできれいに洗った爪切りの使用をおすすめいたします。

【髪の毛】

毛根付きの毛を 5 本以上ご提出ください。 毛根が付いていれば、長さは数 cm 程度で構いません。
毛根から離れた部分のDNAは分解がすすんでおり、鑑定に用いることはできませんので、毛根近くの新しい毛をお送りください。
直接抜くのが最も好ましい採取方法で、毛根の残っていない抜け落ちた毛、拾い集めた毛からでは、ほぼ鑑定不能となります。 爪に比べて体毛は、DNAが壊れやすいので採取後すぐの送付をおすすめします。

【へその緒】

経過した年数により検査に使用する量が異なります。通常5mm~1cmくらいを使用します。出産後すぐのものから数十年以上前のものまで幅広い実績がございますが、保管されていた環境と年数によって鑑定の難しさが変わります。

【ひげ】

使われた電気カミソリから、ひげそりかすを耳かき3杯以上ご用意ください。
鑑定に成功した実績は多くございますが、毛根が無いため鑑定困難な場合があります。
また同じ電気カミソリを他人が使用した結果、複数人のDNAが混じって鑑定が不可能なこともございました。

【体液付着ティッシュ、下着、血痕】

なるべく新しいもので、体液の付着部位を直接手で触れぬよう気を付けて切り取り、ビニール袋に入れてお送りください。
鑑定に成功した実績はございますが、保存の状態や保存日数により鑑定の難しさが変わります。

なお複数人のDNAが混在する可能性があり、そのうち男性のみのDNA鑑定が必要な場合はY染色体DNA鑑定もご用意しておりますのでご相談ください。

【コンドーム】

なるべく新しいものをご提出ください。お取扱いの際は直接手で触れぬようお気を付けください。
男性DNA の鑑定成功実績はございますが、外部に付着した女性DNAの鑑定は複数人のDNAが混在し、鑑定困難となる場合が多いです。
保存状態、保存日数、付着体液の量で鑑定の難易度が変わります。

【歯ブラシ】 

使い込んでかつ使用後間もないものが好ましいです。歯磨き後、水ですすがないものがより理想的です。1本よりお引き受けします。 

鑑定に成功した実績はございますが、鑑定の難しい検体であり、検査しても鑑定不能なことがあることをご了承ください

【タバコの吸い殻】

口でくわえた部分からDNAを抽出します。 乾いた状態(水につかった吸い殻は不可)のタバコの吸殻を最低 5 本以上(可能な限り多く)お送りください。鑑定に成功した実績はございますが、検査しても鑑定不能なことがあることをご了承ください。

【ガム】

ジップロック等の袋に入れて、郵送まで冷蔵庫で保管ください(最初から包まれていた場合を除き、紙には包まないようにお願いいたします)。
シュガーレスガムの方が鑑定可能な場合が多いです。この際素手では触らず、使用前の手袋や割り箸など人のDNAが付着してなさそうなものでお取扱いください。

鑑定に成功した実績はございますが、鑑定のかなり難しい検体であり、検査しても鑑定不能なことがあることをご了承ください。

【ナプキン】

特殊検体の中では鑑定が比較的成功しやすい検体と思われます。
しかしながら保存の状態や保存していた日数により、鑑定ができなくなる場合がございますのでご了承ください。

【おしゃぶり、プラスチックのスプーン】

口に入っていた部分からDNA採取を行いますので、その部分にお手を触れないようお取扱いください。
鑑定に成功した実績はございますが、かなり難しい検体であり、検査しても鑑定不能なことがあることをご了承ください。

【歯】

鑑定に成功した実績はございますが、難しい検体であり、検査しても鑑定不能なことがあることをご了承ください。抜いてから日数がたったものは、鑑定がより難しくなります。

【衣類、靴下やぬいぐるみ】

大変難しい検体です。解析に成功した例もありますが、よだれや血液その他体液などの明らかな付着が無い場合は鑑定できることはまれであるとお考えください。付着物が確認できるのであれば付着部位を切り取ってお送りください。
また複数の方が接触した場合や雑菌の繁殖がはなはだしい場合は、解析がさらに困難になりますのでご注意ください。

FAQ

お問い合わせの多いご質問をまとめてあります。

お問い合わせの前にご覧ください。